よくあるご質問:ビル・工場用建材について

1.製品・物性

1) シポレックスの特徴、物性を教えてください。
シポレックスの特徴は
  • ① 軽い 水に浮くコンクリート
  • ② 燃えない 火災に耐え、有毒ガスを発生させない。
  • ③ 優れた断熱性 省エネを実現。
  • ④ 不快な音をシャットアウト 静かで、快適な居住空間の実現
  • ⑤ 耐震性 層間変形追従性に優れた構法
  • ⑥ 施工性 乾式構法による工期短縮
  • ⑦ 安心な建材 ゼロアスベスト建材
などの特徴を持っています。詳細はここをご覧下さい。
2) シポレックスは、高耐炭酸化パネル「シポジュール」を採用していますが、シポジュールとは何でしょうか
「循環型社会形成推進基本法」において、解体廃材の発生抑制は優先順位一番にランクされています。建築に当てはめた場合には、建物の長寿命化がこれに該当します。私どもシポレックスでは、高耐炭酸化パネル「シポジュール」に切り替えました。これは従来のシポレックスに比べて約2倍の耐炭酸化性能を備えており、建物の長寿命化に貢献します。詳細はここをご覧下さい。
【注意】北海道地区は除きます。
3) シポジュールの製品保証は何年ですか。
弊社製品「シポジュール」では、耐炭酸化性能が高く、パネル曲げ強度について、20年の製品保証となります。また、パネル表面の塗装及びシーリングの定期点検、メンテナンスにより、さらに使用可能期間を延ばすことが可能です。なお、一般パネルの製品保証は10年となります。

2.耐火

1) シポレックスの防・準・耐火番号を教えてください。
シポレックスが取得している防・耐火認定構造につきましては、ここのページをご参照ください。
2) 外壁100mmパネルの耐火認定番号が知りたい。認定書が欲しい。
シポレックス(軽量気泡コンクリート)については、建築基準法施行令第107条による、建設省告示第1399号(平成12年)に外壁・間仕切壁・屋根に仕様が示されています。このに指定された建材は例示仕様と呼ばれ、前記告示に記載されているため、耐火構造認定書は発行されません。確認申請時には、告示番号をご記入下さい。なお、告示についてはここに掲載していますので、ご参照ください。
3) シポレックスの外壁・間仕切り壁・屋根の耐火性能は平成12年告示1399号で指定されていますが、これは大臣認定とは違うのでしょうか。
シポレックス(軽量気泡コンクリート)は、例示仕様となり、大臣認定とは指定方法が異なります。防・耐火構造の指定は下記の様になります。
  • ①国土交通省(旧:建設省)より、各部位各耐火時間について、既に材料が指定されている通称「例示仕様」と呼ばれる告示により指定されたもの。
  • ②建築基準法にて定められた要求性能を有するか否かを定められた試験方法にて個別に確認された構造を、国土交通大臣により指定される方法「大臣認定」。
よって、シポレックスは①の例示仕様となるため、大臣認定書は発行されません。設計図書・確認申請書類においては、告示番号又は、個別の防・耐火番号をご記入ください。なお、防耐火構造については、ここをご参照下さい。
4) 隣棟の火災で、シポレックス外壁パネルの表面が焼けてしまいました。継続使用は可能でしょうか。
隣棟の火災でシポレックス外壁パネル表面が焼けてしまった場合には、パネル本体、取付け部の状況を判断を検討し、室内側の火災の場合には、さらに構造躯体の使用可否を検討する必要があります。元請様・シポレックス取扱店にご相談ください。

3.環境

1) シポレックスには、アスベストが含まれていますか。
シポレックスの主原料には、珪石、セメント、生石灰などを用い、鉄筋で補強されています。1962年創業時からアスベストなどの有害な物質を一切含まない建材です。
2) シポレックスには、シックハウスの原因となる成分が含まれていますか。
シポレックスは、無機系材料で構成されており、シックハウスの要因となる材料は含まれていません。
3) シポレックスは高温・多湿の条件で使用できますか。
シポレックス(軽量気泡コンクリート)は、高温(50℃以上)の場所で使用する場合は別途防護処理が必要となります。また、シポレックスは吸水性がありますので、温水プール、浴室などでは防湿、防水対策が必要となります。このような条件のところに使用する場合には、別途、代理店にご相談下さい。

4.仕上・防水

1) シポレックス外壁に左官仕上げが行なえますか。
モルタル塗仕上げは、モルタルが収縮し、はく離・漏水する恐れがありますので、モルタル塗仕上げなどの左官仕上げは避けてください。
2) シポレックス外壁に石張りは可能ですか。
シポレックスは表面強度が普通コンクリートに比較し小さいので、重量の重い石張りや、大形タイル張りなどは適しません。
3) シポレックス外壁にタイル張り仕上げを行ないたいのですが、推奨するパネル、構法はなんですか。
現場タイル張りパネル」を用いた、変形追従性の優れたSDR構法をご検討下さい。構造及び意匠上の成約が少なく無理のない納まりが実現できます。詳細につきましては、「現場タイル張り 設計・施工ガイド」(冊子)を用意していますので、弊社までご請求ください。
4) 寒冷地(北海道・東北地方等)でシポレックス外壁にタイル張り仕上げを行なうことは可能でしょうか。
シポレックス外壁への現場タイル張りは、温暖地域に適用します。寒冷地及び冬季に厳寒となる山間部は除きます。また、室内で多量に水蒸気を発生する建物や箇所も除きます。
【注意】寒冷地:北海道、東北、長野県(一部を除く)および山間部などで2月の平均気温が0℃以下となる地域。
5) シポレックス外壁に適した仕上塗材は何ですか。
仕上塗材は、防水性・変形追従性が高いものを選定してください。
  • ・複層仕上げ塗材E(アクリルタイル)または透湿防水型塗材が適しています。
  • ・防水型複層塗材は、吹付け施工時の水分管理が難しく、ふくれを生じる恐れがあるので、使用しないでください。
  • ・パネルの耐久性は塗仕上げ材の性能により左右されます。
選定の目安についてはここをご覧下さい。また、日本建築学会JASS18塗装工事、JASS23吹付け工事をご参照下さい。
6) 寒冷地(北海道・東北地方等)でシポレックス外壁を使用する際の注意点は何ですか。
シポレックスは、優れた特性(軽量、耐火、断熱)を兼ね備えていますが、反面、水を吸いやすい弱点もあります。従ってシポレックスの設計・施工については、吸水、吸湿対策を行なう必要があります。特に寒冷地の場合には、雨水、融雪水、結露水、水蒸気などの水分が、直接あるいは間接的に凍害の原因となることがあるので注意が必要です。建物をより快適に、かつ長期に使用するためには、設計・施工上いくつかの配慮が必要となりますので、ここをご覧下さい。
7) シポレックス外壁に看板や雨桶などを取付けることは出来ますか。
シポレックスへ、器具や他部品を取付ける場合は、取付物の重量・サイズ・用途などのちがいにより取付方法が異なります。ここをご参照ください。
8) シポレックス外壁の裏面(内部側)や・間仕切り壁は、仕上げなしで使用が可能ですか。
シポレックスは、素地のままでは傷つきやすいく、粉落ちや汚れを防止するためにも仕上げが必要となります。詳細はここを、ご覧下さい。
9) シポレックス外壁に適しているシーリング材はなんですか。
パネル間のシーリング材は、ポリウレタン系を標準としています。(JISA5758耐久性区分7020)以上のシーリング材で、低モジュラス品(50%引張応力0.2N/mm2以下)を使用してください。詳細についてはここをご覧ください。
10) シポレックス外壁パネルのメンテナンス間隔はどのくらいですか。
非シポレックスは、仕上材や目地シーリング材の防水性能が低下すると漏水事故をもたらすことがあります。したがって、外装のメンテナンスは劣化や傷み具合に応じて定期的に実施することが望まれます。
11) 隣接王について教えてください
狭隘地などの足場が設けられない場合に使用する、工場塗装済みのパネルです。詳細はここをご覧下さい。 【注意】隣接王については関東地区限定となります。
12) 隣棟間隔が狭い場所で、足場が立たない状況ですが、シポレックス外壁を使用することが出来ますか。
シポレックスの工事では、足場を設けるのが原則ですが、隣棟との間隔が狭く、外部足場が設けられない工事条件の場合には、パネル建て込み前に先吹き塗装を行なうことにより施工が可能です。また、目地シーリングは個々のパネル建込み毎に打設します。シポレックスでは、工場塗装済みパネル「隣接王」を用意していますので、ご検討ください。
【注意】隣接王については関東地区限定となります。

5.外壁

1) シポレックスの各構法は、公共建設工事標準仕様書 のALCパネルの取付け構法の何種に該当するのでしょうか。
公共建設工事標準仕様書(建築工事編)平成19年度版 4節ALCパネルの抜粋をご参照ください。また、仕様書の原文は、ここをご参照下さい。
2) 横壁SDR構法の自重受け部分は、伸縮目地を設ける必要があるのですか。
パネルの重量を躯体に伝達するために、パネル3~5枚毎に自重受けを設け、伸縮調整目地を設けます。また、地震時等の層間変形に対して、十分追従させるために、自重受け部においてはクリアラスが必要だと考えます。
シポレックスでは、横壁の場合、自重受け部に、オワンプレートを設けています。これは、自重受け金物にパネルを直置きすると、建物変位により、パネルに欠けを生じることを防ぐ、シポレックス独自の工夫がされています。横壁SDR構法につきましては、ここをご覧下さい。
3) RC造・SRC造の二次壁にシポレックスパネルが採用されるケースが増えてますが、メリットはあるのでしょうか。
RC造・SRC造の場合、材料重量の軽量化による躯体重量の低減及び、工程の省略化(型枠工事の省力化など)、乾式構法に後期短縮、耐火性能、間取り変更の容易さなど理由により、シポレックスの採用が増えています。

6.間仕切壁

1) 間仕切り壁パネルの取付け金物・下地金物は、耐火被覆を行なう必要がありますか。
防火区画で無い間仕切り壁では、耐火被覆は原則必要ありません。防火区画の間仕切り壁では、取付け金物・下地金物には、耐火被覆が必要です。また、デッキプレート下にパネルがくる場合、伸縮目地等の隙間については耐火目地材や吹付けロックウールなどの充てんが必要となります。
2) シポレックスの各構法は、公共建設工事標準仕様書 のALCパネルの取付け構法の何種に該当するのでしょうか。
公共建設工事標準仕様書(建築工事編)平成19年度版 4節ALCパネルの抜粋をご参照ください。また、仕様書の原文は、ここをご参照下さい。
3) パネル下部にDPプレート、上部にイナズマプレート(リブクリップ)の納まりは問題ありませんか。
この組合せは可能です。ただし、SDP構法の場合には免震機構にスライド機構を採用していますので、上部のイナズマプレート(リブクリップ)は、溶接する必要はありません。
4) 吹き抜け部にシポレックス間仕切り壁を段積みして取り付ける場合には、どの構法を使えばよいのでしょうか。
積層(段積み)の場合には、外壁の「SDR構法」をお勧めいたします。

7.屋根・床

1) 風荷重を算定したいのですが、どうすればよいでしょうか。
屋根パネルにかかる風圧力は建築基準法施行令第82条の5の規定に基く、平成12年建設省告示第1458号の規定により算出してください。お問い合わせ頂ければ、シポレックス及び代理店にて計算致します。なお、計算に当たっては、下記の事項を明らかにする必要があります。
  • ①建物建設地の基準風速
  • ②建物建設地の地表面祖度区分
  • ③建物高さ
  • ④軒高さ
  • ⑤屋根の形状
  • ⑥屋根面の角度

ページの先頭へ